数年前に突然発覚した歯周病を歯医者さんに治療とカウンセリングを受けながら1年がかりで完治した経験があります。
やって効果のあったことなどをシェアします。
※これはあくまで自分の経験に基づいた方法なのでまずは歯医者さんに診察と治療を受けに行くのが第一です。
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気が付けば歯周病になっていた
・歯茎がブヨブヨに鬱血している
・歯磨きすると出血する
・痛みはないけど歯がグラグラする
・歯を磨いてるのに口臭
・寝起きの口内が粘つく
慢性的にこれらの症状がある場合は歯周病の可能性があると思います。
虫歯とかなら痛みがあるのですぐ治療に行きますが、歯周病の厄介なところは痛みや目立った自覚症状がないので見過ごしがちなところ。
自分の場合は、数年前の正月休みに何気に受けた歯科検診で中度の歯周病と言われ、治療に取り組んで1年がかりで治しました。
歯周病を予防する一番コスパの良い方法
治療は歯医者さんで行うとして、2度と歯周病にならないためのコスパの良い予防法を書いていきたいと思います。
完治してから2年経ちましたが再発もしていません。
結論から言うと、
①半年ごとに歯科検診で歯石取り
②歯磨き時フロスを使う
この2点を守ることが歯周病予防に効果的だと思います。
半年ごとに歯科検診を受けて歯石取り
基本歯医者さんには虫歯にならないと行かないですよね。
自分もそうでした。
でも虫歯予防の観点から言うと、予防にこそ歯医者さんを上手く利用すべきです。
歯周病予防だけでなく虫歯予防の点でも歯石取りはかなりコスパの良い施術だと思います。
保険診療なので自分が受けたところでは初診料含め3000円程度でした。
歯石取りを受けた切っ掛け
最初はネット記事でたまたま見た自費診療(5000円ぐらい)で歯医者さんが特殊な器具で歯をクリーニングしてくれるPMTCと呼ばれる施術で着色汚れを綺麗にしたいと思ったのがきっかけでした。
でも受付のお姉さんに伝えると歯石取りでも十分綺麗になるし、歯茎も引き締まって歯も綺麗に見えますよって言われたので歯石取りにしましたが正解でした。
歯石取りのメリット
- 歯磨きでは取れない歯石が取れる
- 歯の黄ばみや着色汚れも落ちる
- フッ素コーティングで歯が強くなる
歯周ポケットと呼ばれる歯と歯茎の奥深くに出来た歯石は通常の歯磨きではほとんど取れません。
でも歯医者さんで歯石取りを受けると、施術後見せてくれますがどす黒い色の小さな砂利みたいな歯石がポロポロ出てくるのでびっくりします。
また思わぬメリットだったのが歯の着色汚れも落としてくれること。
よくコーヒーや紅茶を飲むので歯が着色していました。
酷くなるたびにメラミンスポンジの歯用で落としていました。
こういうのですね。
でも歯を傷つけないように気を遣いますし、歯石取りで歯医者さんにやってもらう方が段違いで綺麗になります。
芸能人や新庄みたいな真っ白の歯ではなく自然な歯本来の色、象牙色?になるので十分です。
あと歯石取りでは歯の表面もブラシングしてくれてツルッツルになります。
仕上げにフッ素コーティングもしてくれるので歯と歯茎すべてのメンテナンスになります。
歯石取りは痛くないの?
久しぶりの歯医者で最初はビビりながらでしたが思っていたよりかは痛みはありませんでした。
聞いたら歯石が多くあるから痛みも強いというわけではないそう。
どちらかというと歯石取りの器具の音が怖かったです。
削っているわけではないんですが高音でビリビリ鳴るので結構ビビります。
施術時間は上下の歯あわせて30分ぐらいで結構すぐ終わります。
歯石取りをした後の注意点
歯がツルツルになったとか歯茎が引き締まったこと以上に驚くのが、歯石取りして数日間は口の中から突然歯石が出てくること。
これは結構ビックリします。
歯磨きをして口を濯いで出すと黒い粒が2、3個出てきたり、ご飯食べてる時に「ジャリッ」って音がしたので出すと歯石だったりとかですね。
歯周ポケットに残っていた歯石が出てくれるので良いことなんですが最初は驚きます。
だいたい1週間ぐらいで出なくなります。
歯磨き時フロスを使う
歯石取りとあわせて歯周病予防に最適なのがフロス。
リールになっている薬剤のついたヒモで歯の隙間を掃除する歯科用品です。
海外ではメジャーですが日本だと意外と使っている人は少ないですよね。
でも歯周病予防においてブラッシング以上に重要なのが歯間の汚れを取り除くこと。
結局歯間に残ったままの歯垢が歯石となっていくのでこの部分のクリーニングとケアが必須。
歯ブラシだけだと歯間の汚れまでは完ぺきに取れませんからね。
自分が使っているフロスは、
★リーチ ウルトラクリーンフロス やわらかスライド
今まで様々なフロスを試した結果、この商品に辿り着きました。
この商品のメリットは、
- 水を含んでも膨らまない
- 手が濡れても滑らない
- 薄いゴムのような素材で軟らかく伸びる
一般的なフロスだと水分を含むと吸収し少し膨らんでしまうものが多く、膨らんでしまうと歯間の隙間に入れづらくなってしまい使いづらいです。
でもこのフロスはヒモというより薄いペースト状のゴムのような伸縮性のある素材なので歯間にも入れやすく奥歯とかにも使いやすいです。
また他のフロスにもビニールやゴムみたいな素材はありますがどれも濡れると滑りやすかったです。
でもこのフロスは特殊な加工がしてあるのか濡れても手が滑ることなく使えるのも良い点。
毎日使うものはストレスが無いほうがいいですよね。
そのほかオススメ歯周病予防グッズ
コンクール ジェルコートF
これはもう有名な商品ですよね。
Amazonなんかでも歯科用品ではいつもランキング1位になっています。
虫歯予防、歯周病予防、歯槽膿漏予防、口臭予防と歯磨き粉はこれがベストなんじゃないでしょうか。
さらに歯の再石灰化を促し歯を強くするフッ素配合なので言うことありません。
薬剤はジェル状の半透明の色で、口当たりも爽やかな感じで薬品ぽさが無いのもメリットです。
ちなみにお世話になっている歯科衛生士さんに教えてもらった裏ワザで、
寝る前に歯の表面に薄く塗って寝るようにすれば、フッ素が良く浸透してより効果的だそう。
オムロン 音波式電動歯ブラシ
今まで電動歯ブラシも、フィリップスのソニッケアーやブラウンのオーラルBの高いモデルを使ってきましたが、最終的に辿り着いたのが電池の音波式電動歯ブラシ。
ソニッケアーもオーラルBも歯を綺麗にする性能はものすごく高いんですが、歯磨きは毎日するものと考えるとコストが高すぎると思います。
とくにソニッケアーの場合は替えブラシのコストや故障率が…
それを考えると充電の必要もない電池式で本体や替えブラシのコストも低いそこそこ性能の良いものを探し試した結果見つけました。
自分が使っているのがこちらのモデル、
★オムロン 音波式電動歯ブラシ HT-B211
高級電動歯ブラシにはパワーでは負けますが、普通に歯磨きする分には十分でツルツルになります。
パワーが落ちたら電池(単4アルカリ乾電池2本)を入れ替えたらすぐ復活するので楽。
大体1ヶ月ぐらいは持ちます。
また替えブラシも1本あたり270円で買えるのでかなりコスパも良いと思います。
歯科専用 キシリトールガム
意外と知られていない歯科専用ガム。
別に歯科でしか食べれないわけではありませんが歯医者さんでもオススメするガムということです。
一般的なキシリトールガムはキシリトールが50%ぐらいですが歯科専用ガムはキシリトール100%
もうキシリトールで出来ています。
また虫歯菌の酸で歯を溶かす「う蝕」を防止するだけでなく、歯の再石灰化増強成分を多めに配合しているので噛めば噛むほど歯が強くなっていく酔拳みたいなことに。
仕事中はガム好きでよく食べていましたが今はデスクにこのボトル置いて昼食後とかおやつ後に食べています。
食後に歯科用ガムを食べるのは口臭予防にも虫歯や歯周病予防にも唾液を分泌して消化促進のためにもオススメです。
味は一般のキシリトールガムに比べ少し淡泊な感じで、食感は少し硬めでゴワゴワしてますね。
アゴ力も鍛えられそうです。
最後に
日本人の8割が隠れ歯周病だと言われています。
自分も自覚症状の無いままほったらかしでした。
でも定期的に歯医者さんでしっかり歯石取りをするようにして、フロスなど自分でケアする習慣を作ると歯周病が治るだけでなく虫歯にもなり難くなったり、口臭や歯の汚れ防止にもなったりと様々なメリットがあるのでオススメです。
歯周病の症状に当てはまってたり、歯石取りを受けに行こうか検討している人は参考にしてください。