https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180705-00010000-wwdjapan-bus_all
ファストファッションの先駆けH&Mの日本第1号である銀座店が2018年7月16日に閉店するそうです。
閉店の原因などわかっている情報をまとめます。
昨年の秋には同じく人気ファストファッションブランド、FOREVER21の第1号店である原宿店も閉店しています。
★FOREVER21が売れなくなった理由
H&Mの日本第1号店が閉店する理由
H&Mジャパン社長・ルーカスセイファート氏のコメントを抜粋すると、
「10年前は、日本を代表する好立地でいい形のスタートが切れた。ただ時代が変わり、状況が変化したので、10年間のリース契約が切れるのに伴い更新せず、閉店することを決めた」
引用: https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180705-00010000-wwdjapan-bus_all
更新のタイミングで撤退した模様ですね。
・昨年のGINZASIXの開業で人の流れが変わってしまった
・銀座の家賃が高すぎる
この2つが主な撤退理由のようです。
たしかにH&M銀座がある場所って有楽町、銀座、東銀座駅から少し離れてるんですよね。
松屋や三越のある中央通りを新橋方面に進んでいくとあるんですがその途中にインパクトと話題性のあるGINZA SIXが出来たのでほとんどの人はここで買い物したり向かいにあるユニクロに寄ってそのまま駅の方に帰ってしまいそう。
また銀座店は渋谷店のようなデパートのような大型店舗ではなく4フロアのみのやや小型の店舗。
なのに家賃は割高であればよっぽど売上が良い場合でなければ第1号店とはいえ維持していくのは厳しいですよね。
近年ファストファッションブランドが日本で苦戦する理由
やはりEC事業(ネット通販)の出遅れが響いているようです。
社長のルーカス氏も、
「EC専業ブランドなど、デジタル化により競合が劇的に増えた」
引用:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180705-00010000-wwdjapan-bus_all
と語っています。
H&MはECを2016年に本格的に開始したようですが日本ではすでにZOZOTOWN、ユニクロ、GUなんがネット通販の主流になってましたよね。
現在では服の買い物は店舗に行かずZOZO通販で完結している人も少なくないですし、ユニクロやGUもサイズ感さえ把握すれば基本通販でのみ買っている人も多い。
H&Mはデザインの良い流行のファッションを低価格で楽しめる良さはあるんですが商品の質という部分ではどうしても不満が残りますし、一度ファッション通販の手軽さを覚えてしまうと「ここでいいや」となってしまいます。
★店舗で買うのが苦手な人も多いですよね
今後H&Mの店舗が増える?
今後は店舗を減らしつつネット通販に力を入れて行くのかと思いましたが記事を読むと逆に店を増やしていく方針のようです。
池袋など未進出の都内の主要都市だけでなく全国の都市に店舗を増やしていくそう。
今までは渋谷店のようにビルまるごと店舗になっているような大型店がメインでしたが、これからはルミネやパルコみたいなファッションビルの1フロアのみのコンパクトな店舗が増えていくそう。
これはついで買いが出来るので売上増えそうですね。
銀座店に限らず都内のH&Mの店舗って駅から少し離れてる事が多いですし、自分の行きたいフロアまで上がったり下がったりするのが面倒なので。
特にメンズのフロアは1番上か1番下でいつも歩かされます。
まとめ
開店時には5000人が並んだH&M銀座店。
自分もその1人なので閉店は寂しいですがH&Mのブランドコンセプトは好きなので今後も応援していきたいです。
最後に銀座店で買い物するなら7月16日までに!
★ファッションを漫画で勉強