出典:日比谷線路線図
ニュースで日比谷線が車内BGMを流す試験運転をすると言っていたので詳細をまとめてみます。
昼間の日比谷線、車内にショパン…誤放送が契機 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
音楽を流すことになった経緯は?
記事を読むと、なんでも昨年2017年の7月の営業運転中に誤ってBGMを流してしまったところ乗客から好意的な意見が相次いで寄せられたため今回の車内BGMの試験運用を企画したそう。
ほんとにこんなことがあったのかTwitterで調べてみたけど日比谷線の車内で音楽が流れたというツイートは見つかりませんでした。
普通ならもっと記憶に残るニュースになっていたりSNSなんかで拡散されてそうな気がしますが…
日比谷線ユーザーの反応は?
このニュースを受けてツイッターの反応を見てみると、
日比谷線の車内にBGM…
— . み き (@news_mikinoko) 2018年1月27日
私は凄く賛成 ( (
日比谷線にBGMを流すテストをやるらしい
— マサ (@seriolalalandi) 2018年1月27日
個人的には大賛成
近年JASRACの影響で日常空間から音楽がなくなった。
イヤホンから流れる音楽は自分で選んだもので新鮮さはない。
BGMが今まで聞かなかった音楽と出会うきっかけになるかもしれない
心地好すぎて乗り過ごすことだけ注意#日比谷線
日比谷線ユーザーで試験予定の時間帯に利用しています。BGM導入断固反対です。音楽を聞かないという選択肢を奪わないでください。リラックスしてほしいという気持ちはとても嬉しいのですが、私にとって一番心地よいのは、静かな車両でガタゴトいう環境音が遠くで聞こえてるだけの状態なんです。
— sayuri (@syrkwsm) 2018年1月27日
本当にやめていただきたいですね。これではうるさくて日比谷線に乗りたくなくなります。BGMでなぜ快適になるのか私も全く分かりません。
— Eisho H (@eisho353) 2018年1月27日
日比谷線車内でBGM流すとか。どこの需要?いらないわ。
— てみっくす (@temixmix) 2018年1月27日
などなど賛否両論ですがやや否の「必要ない!」といった意見のほうが多いようでした。
たしかにいくらヒーリング音楽でも強制的に聴かせられるのは…と思う人も多いかもしれません。
どんなBGMを流すの?
現時点で予定されている曲名は、
・フレデリック・ショパン「ノクターン」
・クロード・ドビュッシー「月の光」
・フェリックス・メンデルスゾーン「春の歌」
のクラシック音楽3曲に、Mitsuhiro氏作曲の
・「朝空を聞いて」
・「陽を浴びて」
・「そよぐ緑」
というヒーリング音楽3曲だそうです。
Mitsuhiro氏のことは存じ上げなかったんですがヒーリング音楽を手がけられている方で作品の評判もいいようなので期待できます。
BGMが流れる時間帯は?
平日の時間帯は、
・午前10時半~午後13時45分
土日祝日はの時間帯は、
・午前11時~午後14時15分
BGMが流れる対象の車両は2017年の3月から運行を開始した高音質のステレオ放送システムが搭載されている新型車両「13000系」のみ。
中目黒から北千住駅間を2往復するまでかけ続け、事故などでダイヤが乱れた時は放送を中止するということです。
試験運用なので仕方ないですが、どうせリラックス音楽流すならなら満員電車で一番殺伐としている通勤ラッシュ時のほうが良いのでは?と思いましたが朝イライラしてる人に逆ギレされそうな気がするのでまずは人が少ない時間帯ということでしょうか。
BGM車両の導入はいつから?
意外と早くて2018年1月29日から開始されるそうです。
この車内BGMの試験運用は普通列車の営業では国内初めての試みということなので乗客の評判が良ければラッシュ時に流したり他の鉄道会社も続いていったりと鉄道の社内環境向上の転換ポイントになるかもしれません。
気になった人は日比谷線に試しに行ってみてください。