※2017年10月7日追記
実際にMXエルゴの展示機を使ってみたのでレビューします。
2017年9月25日にロジクールが新型のトラックボールマウスを発売するようなので新しい機能や値段などをレビューしたいと思います。
- ロジクール「MX ERGO」の本体サイズ
- ロジクール「MX ERGO」のスペック
- ロジクール「MX ERGO」のデザイン
- ロジクール「MX ERGO」の特筆すべき機能
- ※追記 実際にMXエルゴを使ってみた感想
- MXエルゴとM570を比べてみて、違いなど
- まとめ
ロジクール「MX ERGO」の本体サイズ
・商品名 MX ERGO エムエックス エルゴ
・型番 MXTB1s
・高さ 132.5mm 幅51.4mm 奥行99.8mm
・重量 164g メタルプレートありの場合は259g
ロジクール「MX ERGO」のスペック
センサーテクノロジー
ロジクール アドバンス オプティカル トラッキング
公称値:380dpi
最小値と最大値:320dpi~440dpi
ボタン数: 8
ワイヤレステクノロジーアドバンス2.4GHzワイヤレステクノロジー
動作距離約10m
電池充電式Li-Poバッテリー(500mAh)
バッテリー寿命1回のフル充電で最長4ヶ月使用可能2
ボタン耐久性(左/右)1,000万回クリック
画像は説明目的で掲載されており、実際の製品とは異なる場合があります。すべての機能をお使いいただくために、ロジクール マウス ソフトウェアをインストールしてください
ロジクール「MX ERGO」のデザイン
Logicool MX ERGO Wireless Trackball
外観のデザインは現在自分が使用しているトラックボールM570とほぼ同じように見えます。
M570については以前こちらの記事でレビューしました。
ロジクール「MX ERGO」の特筆すべき機能
M570からMX ERGOになって新しくなった機能について調べてみると、
- 筋緊張を20%軽減
- 20度の傾斜がつけられるようになった
- 電源が乾電池式から内蔵バッテリー充電式に
- かなり強気のお値段設定
筋緊張を20%軽減
さらなる快適性と操作性を追求した結果、通常のマウスと比べ20%の筋緊張の軽減に成功したデザインになったそうです。
毎日長時間トラックボールを使用する自分にとっては手や手首の疲労感が減るのは有難いです。
20度の傾斜がつけられるようになった
これもトラックボールではかなり珍しいですね。
写真だと、
Logicool MX ERGO Wireless Trackball
この様な感じになるようです。
このタイプのトラックボールは使ったことないので実際は分かりませんが手首をリラックスしたまま使えそう。
電源が乾電池式から内蔵バッテリーの充電式へ
Logicool MX ERGO Wireless Trackball
商品には充電用のMicro-USBコードも付属しているようなのでマウスでもBluetoothヘッドホンみたいにパソコンのUSBと繋いで手軽に充電できるようになったのは嬉しい進化ですね。
1分間の充電で約8時間使用できるそうなのでかなり長持ち。
★以前書いたブルートゥースヘッドセットのレビューも
かなり強気のお値段設定
ここまで見てみると大ヒットしたトラックボールマウスM570のグレードアップモデルのようなMX ERGOですが気になるのはお値段。
13910円(オープン価格)!
ここから多少安くはなると思いますがやはり結構なお値段になっています。
現在M570の価格がおよそ4200円(2017年9月7日)なので、3倍以上の値段ということになりますね。
※追記 実際にMXエルゴを使ってみた感想
- サイズがかなり大きい
- 高さに少し違和感
- 角度調整機能は微妙だった
- 持ち運びに適さない
- 掃除しづらい
サイズがかなり大きい
まず実機に手を置いてみて思ったのがMXエルゴがかなり大型のトラックボールマウスだということ。
特に横幅があるのでマウスに手全体を多い被せるようなポジションになります。
ただその大きさぶん重量もあるので操作していてもずれることが無く安定感がありました。
高さに少し違和感
横のサイズも大きいのですが高さもあります。
この高さが曲者でどうしても手首が浮いてしまうので手首、腕、肩に疲労が溜まりやすくなる感じがしました。
前機のM570は手首をデスクに着ける低いポジションで負担なく操作していたのでこの違いは大きく感じました。
MXエルゴで長時間操作する場合はリストレストなどを敷いた方が良さそうです。
角度調整機能は微妙だった
新機能として話題になっていた20度の角度調整機能ですが、20度傾けるか通常の角度かの2パターンしかありませんでした。
5度、10度、みたいに自分の手にしっくりくる角度に微調整できるわけではなかったのでやや残念です。
実際に20度の傾斜をつけて操作してみましたがあまり手首が楽になったという実感はありませんでした。
持ち運びに適さない
大きさや重さ的にも持ち運びには適していませんし、残念だったのがUSBレシーバーを収納する場所が無くなっていたこと。
M570では電池入れのところにポケットがあったのですがMXエルゴにはありません。
自宅や職場でどっしり構えて使う感じになりそうです。
掃除しづらい
もう一つ残念だったのがトラックボールのボールを取り出すとき用の穴がかなり小さくなっていたのもマイナス。
M570なら指で押すとすぐ出ましたがMXエルゴのは穴が小さくペンとか細いものが必要になりそうです。
少し押してみましたが硬かったです。
MXエルゴとM570を比べてみて、違いなど
前機M570と比べMXエルゴにしかない良さと言えば、
・角度調整機能
・各ボタンを様々カスタマイズ出来る
・充電式
というところでしょうか。
個人的な感想ですが現在M570を使っていて満足している人は無理に乗り換える必要はないような気がします。
Amazon調べでお値段もMXエルゴが12600円(2017/10/07)に対しM570は4100円(2017/10/07)で約3分の1の価格で買えますからね。
ただ手のサイズや使用感も人それぞれなので一度ヨドバシとか電気屋でMXエルゴの実機を操作してみることをオススメします。
まとめ
ロジクールの新作トラックボール、MXエルゴの購入を考えている人は参考にしてください。