全文表示 | アパレル店員「声かけ不要」バッグに賛否 「これ助かる」vs「寂しい」 : J-CASTニュース
セレクトショップのアーバンリサーチが声掛け不要の意思表示ができるバッグを試験的に導入したという記事を見ました。
記事を読むと賛否両論あるようですが自分の考えをブログにしたいと思います。
声掛け不要バッグとは
記事によると、
手に持つだけで「声かけ不要」の意思表示ができる店内用のショッピングバッグ。
バッグは売り場の入り口部分で配布され、店員はこれを持っている客には声かけを実施しない。もちろん、客の方から店員に声を掛けるのは自由。
どうやらこのバッグを持って買い物すれば店員からは声掛けされなくなるシステムのようです。
この声掛け不要バッグサービスは既に2017年5月19日からアーバンリサーチの全店舗で試験的に導入されているそう。
服好きが思うこのサービスが失敗する理由
自分は服が好きで、このサービスを導入したアーバンリサーチをはじめアローズやビームス、シップスなどセレクトショップ巡りを良くします。
以前の記事でも店員の声掛けをどうにかしてほしいと書きました。
やっと客目線のサービスを考えてくれるようになったと嬉しい気持ちもありますがZOZOや通販サイト全盛の今、店舗で服を買いたい客が求めている所から少しズレていると思います。
本音を言ってしまうとこんなバッグをわざわざ持って買い物したくはありません。
普通に考えて買うものがあるかどうか分からないのにバッグ持ってウロウロするのはめんどくさいです。
ショップ側からすれば声掛け不要カードみたいな嵩張らないものではなくあえてショップバッグにしたのはバッグに服を入れてしまうことで客の購買心理に働きかける意図があるのかもしれませんが。
アーバンリサーチヘビーユーザーからの提案
まず前提として興味のある服や試着したい服があれば、言われなくても客から店員に声かけます。
声掛け不要バッグなんて使わなくても店員は基本声掛けなしで質問されたり試着を頼まれたら対応するという方針でいいんじゃないでしょうか?
正直今まで店員さんの営業トークで買いたくもない服を買おうと思ったことがありません。
良い服であれば営業されなくても試着お願いするしすすんで購入しますよね。
どの工場で作られたとか、どういう編み方をしているとか昨日の夜暗記してきたみたいな薄っぺらい知識を披露されても買う気は起きないと思います。
その程度のことはzozoの商品説明見ればもっと詳しく載ってますしね。
客が一番知りたいのは気になった服が自分の体に合うかどうか?サイズ、カラーの在庫があるかどうかだけですから。
服のデザインは見た瞬間にアリかナシか決まりますし薀蓄聞いて良く見えることもありません。
声掛けした方が売れるという嘘
服屋での店員の声掛け不要論が出た時に決まって帰ってくる答えが「実際は声掛けした方が売れる」というもの。
店員さんが言っているのかアパレル業界の人が言っているのか分かりませんがこれは間違っていると思います。
声掛けされるのが嫌な人が潜在的に多数いるからみんな店舗ではなくZOZOや通販で買うようになってしまった現状があるからです。
良い悪いは置いといて店舗をショールーム的に使って通販で新品をセールやポイントで購入した方が明らかに楽だし得ですよね。
消費者にとって都合が良い方に流れていくのは服屋に限らず世の常だと思います。
最後に
自分みたいに店舗で買いたい派は気持ち良く買い物してる時間も「服を買う」という行為の中の重要な価値なのでもっと気楽に買い物を楽しめるように改善していって貰いたいです。